メケ・ショー
メケはフィジーの伝統的な歌と踊りで構成される芸能です。男たちによるものと、 女たちによるものがあり、前者は戦いの前に勇気を古い起こすたねの、後者は来客をもてなすためという 意味あいがあります。
ショーなどでは、男の踊りと女の踊りが交互に演じられ、男はタパクロスで作った腰みのに、 鳥の羽や花で作った飾りで身を包み、女はブラウスにタパクロスという木の皮をうすく伸ばした繊維に 模様を描いた、スルというスカートのようなものを着ます。楽器は「ラリ」と呼ばれる船の形をした太鼓と、 「ンデルア」という竹筒を地面に打ちつけるものの2種類で、このリズムにあわせて口伝承の歌を歌う、 素朴な感じのものです。
素朴とはいえ、男たちの踊りの勇壮さは素晴らしく、木のヤリなどを持って、戦いの様子を再現したもの だけに迫力満点です。逆に女性たちの踊りは、体全体は使わずに、手と首の動きが中心。優しい 雰囲気のものです。ほかにも来客も参加して、腕をくんだり、あるいは腰に手をあてて1列に並んだりして 踊るものがあり、チャンスがあったらぜひ1度一緒に踊ってみるといいでしょう。
ショーなどでは、だいたいまず歓迎の意味がある Ni Sa Bula(ニ・サ・ブラ)で始まり、 行ってらっしゃいと歌う Isa Lei(イサ・レイ)で終わります。特にIsa Lei はその柔らかなメロディーは、 とても感動的です。フィジアンたちは、旅人との別れの際に必ずこれを歌うのだそうです。フィジアンの家に ホームスティした人たちは、この歌を涙なくしては、聞くことができないといいます。
本来口伝えで伝えらていたために、楽譜がなかったIsa Leiを、元マナ・アイランド・リゾートの スタッフだったMr. Tamakashi がコンピュータで楽譜化。音楽の知識がある人は、前もって覚えていくと フィジアンたちに感激されるかも。
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